ザルティア

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ザルティア(一般名:タダラフィル)は2014年1月に「前立腺肥大症による排尿障害」を適応として厚労省に承認され、同年4月17日に発売が開始されました。一般名がタダラフィルということを見てもわかるように、シアリスと全く同一のものとなります。
シアリスとは、規格(1錠あたりの用量)が違うくらいで、製薬メーカーも同じであり、ジェネリックではありません。

ザルティアとは?

ザルティア(一般名:タダラフィル)は米イーライリリー社で開発され、日本でも使用されているシアリスと同一メーカー(日本新薬)・同一成分の薬になります。
ザルティアは前立腺肥大症による排尿障害治療薬として保険適用のある薬剤ですが、ED治療に用いる場合にはもちろん保険適用とはならず、自由診療(自費)による処方となります。ザルティアをED薬として使用する場合は、形式的には用途外使用となりますので自己責任と考えてください。

シアリスとの違い

同一メーカーで製造されておりますのでジェネリックではなく、同一薬剤と考えられます。ただ、1錠あたりの規格が違い、当院では5mgのザルティアを処方いたしますので、今までシアリス10mgを服用していた方はザルティアを2錠シアリス20mgを服用していた方はザルティアを4錠必要になります。

時々、「シアリス20mgを半分にして服用したい」と言われることがありますが、シアリスの形状からして半分にすることは不可能であり、コーティングも変わるため、「半分に割って服用することはやめてください。」と話しておりました。ザルティアを使用すれば、わざわざ半分にしなくても10mgの服用が可能ですので、今までよりも服用しやすくなるでしょう。

ザルティアの副作用

ザルティアはシアリスと同一薬剤ですので副作用は同じであり、顔のほてり、鼻づまり、胸のつかえ、頭痛、動悸、色覚変化(物が青く見えたり、まぶしくなる)などになります。

ザルティアを処方ができない場合

これもシアリスと同様です

*ザルティアは併用禁忌薬が多いので、他人にもらったりした医師の処方以外のザルティアを安易に服用することはとても危険です。

ザルティアの取り扱い終了

タダラフィルOD錠の取り扱いに伴い、ザルティア錠の取り扱いを終了しました。今後はタダラフィルOD錠の服用をお勧めします。